木
29
10月
2009
2009年10月 おすすめ一冊
高橋俊介 「キャリアショック」 ソフトバンク文庫
10月は日本語が恋しかったこともあり(笑)、マンガを含めたくさん本を読みました。今月は、今の自分に必要かと思った下記の本を取り上げますね。
キャリアショック ―どうすればアナタは自分でキャリアを切り開けるのか?
この本によれば、キャリアショックとは、「自分が描いてきたキャリアの将来像が、予期しない環境変化や状況変化により、短期間のうちに崩壊してしまうこと」をいう。
現代という変化の激しい時代において、すべてのビジネスパーソンが以前は価値があると思われた自分のキャリアが何の価値もないものになってしまう(=陳腐化する)というリスクを背負っている。
そんな時代には、個人が自分のキャリアの将来像を明確に描くことは不可能だし、予定通りになんていかない…。
では、個人が自立的にキャリアを作っていくにはどうしたらよいか?
筆者は、頂上を目指して登山計画に基づき段階を踏みながら登るようなキャリアの積み方(=富士登山型)や、自分のキャリア構築を経営方針や人材育成方針などの会社主導に依存・盲従するようなふるまいではリスクを増大させるだけだと主張している。変化の時代にはそぐわない、ということだ。
そこで、富士山の頂上を目指すのではなく、峰がいくつも続く山の尾根を登るようなキャリアの積み方(=北アルプス連山型)を薦めている。当面目指す頂上に向かって景色の変化を感じながら歩いていき、頂上に立ったら、次の新しい頂上へ向かっていくようなスタンスである。
この立場で個人にとって重要なことは、自分のキャリアにとって「好ましい変化」を仕掛けて、変化に対応するだけの能力(=「キャリアコンピテンシー」と呼ぶ)を自分主導で身につけよ、と。
本書は、キャリアコンピテンシーを身につけるための視点を提供してくれているように思う。その他、キャリアを切り開く人の行動・発想パターンや明日から取るべき5つのアクションなどの内容も興味深い。
また、北アルプス連山型の箇所を読んでいるとき、岡島悦子さんの本
で以前読んだ「キャリアドラフト」という言葉に近いかな…なんてふと思いました。
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すたぶらあるき
