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2月

2010

2010年2月 おすすめ一冊

池井戸潤 「鉄の骨」 講談社

今日読み終わって思ったことは、今月あと何冊読んでもこの本に勝るものは出てこないんじゃないか?ってこと。

そのくらい、今回紹介する本「鉄の骨」はおもしろい小説だった。

この本が直木賞受賞ではなかったことがなんか残念。。

 

建築土木業界の中に、古くから「必要悪」として慣習がある“談合"というセカイ。

中堅ゼネコンの若手社員で主人公の「平太」が談合課と呼ばれる部署に突然配属となる。そこで「平太」が見たもの、感じたことは…??

 

読書中、私は主人公「平太」になりきってしまった。疑似体験を重ねるにつれ、“談合"を排除することは現実問題として果たしてできるのだろうか?と考えてみたりした。

競争原理が働かない仕組まれた価格。その価格にはある特定の利害関係者の「利益」が隠されている。

調整という名の犯罪の仲間入り。情報量がすべてを決める…。

 

感情と理性が複雑に絡み合った駆け引き、せめぎ合いの描写は、本当に素晴らしいと思った。

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